大分県が実施している移住者支援
テレワークの普及に伴い、働き方が変化しつつある。出社しなくてもオンラインで仕事ができるのであれば、東京や大阪といった都会に住む必要はなく、田舎で暮らしたいと考える人も多いだろう。地方へ移住すると、国や自治体などから支援が受け取れるチャンスがある。地方移住の支援は、多くの種類が用意されている。それは国が行っているものもあれば県や市町村が行っているものもある。大分県も移住者が増えてきている。県外から大分県に移住し、決められた条件を満たしていれば、最大100万円が県から移住者支援として支給される。2人以上の世帯なら100万円、単身者は60万円だ。
さらに移住先の市町村から、10万円から50万円の支給がある。ただし、大分県の全部の市町村が支援金を支給しているわけではない。支給をしていないところもあるので、移住をする前に調べておくと良いだろう。大分県で支援金支給となる対象者は、大分県に就職した人(大分県ふるさと求人マッチングサイトに掲載された企業への就職)や国のプロフェッショナル人材事業、先導的人材マッチング事業での就業者、テレワーク移住者、そして県や市町村が認める関係事業人口へ参加する人などである。補助の対象外になるのは、大分県内に一時的に転勤となった場合や一時的な出向で住む場合、そして県外企業の新規の採用者が一時的に県内で勤務することになった場合などである。支給の条件については移住前から調べておくようにし、しっかり受け取れるようにしておきたいものだ。